本会では、毎年一度の研究発表会に加え、ワークショップ・講演会・読書会・講座などのイベントを企画・開催しています。イベントには、北軽井沢に田辺記念館(群馬大学北軽井沢研修所)への訪問、および、田辺記念碑(墓碑)参拝なども含まれています。以上の様々なイベントの企画を学会の役員のアイデアによって実施しています。
■ 牧野英二『京都学派とディルタイ哲学』合評会
日時:2024年12月15日(日)15時~17時
場所:ZOOM(Zoom ID: 917 0574 2868 ; PC: 543867)
主催:東京大学東アジア藝文書院(EAA)
共催:田辺元記念哲学会求真会
合評対象:牧野英二『京都学派とディルタイ哲学:日本近代思想の忘却された水脈』(法政大学出版局、2024年)
評者:
廖欽彬(中山大学)
田島樹里奈(東京交通短期大学)
横地徳広(弘前大学)
桑山裕喜子(東京大学)
司会:張政遠(東京大学)
■ 田辺元没後140周年記念シンポジウム
[主催]田辺元記念哲学会・求真会、京都大学人文科学研究所
[日時]2024年8月28-29日
[場所]天狗の茶屋(長野県)・オンライン(zoom)
※プログラムはこちら
■ 日本哲学ワークショップ「物語り論の今」
[登壇者]野家啓一、鹿島徹、廖欽彬、林永強、FONGARO ENRICO、張政遠
[日時]2023年3月6日13:00-17:35(日本時間)
[場所]東北大学およびzoom
※参加ご希望の方は本会事務局まで氏名と所属を明記の上メールでお申し込みください。
■ 連続講座「朝向世界的日本哲学」第五講
[講演者]田口茂
[題目]「田边元的“媒介”概念及其冲击」(田辺元の「媒介概念」とそのインパクト)
[使用言語]発表:日本語 質疑:日本語・中国語
[日時]2022年12月15日16:00~(日本時間)
[場所]通讯会议(VooV meeting)
[会場ID]292-612-686
[パスワード」1215
※終了しました。
■ 連続講座「朝向世界的日本哲学」(中山大学)
[日時]2022年(令和4年)6月24日~12月9日
[場所]オンライン開催
※第三講と第五講で田辺元に関わる講演が日本語で行われます。
第三講 納富信留「プラトン哲学と田辺元の「種の論理」―世界哲学の中の近代日本哲学」
第五講 田口茂「田辺元の「媒介」概念とそのインパクト」
■ 書評会『渦動する象徴―田辺哲学のダイナミズムー』
[日時]2021年(令和3年)12月18日
[場所]オンライン開催
※終了しました。ご参加いただきました皆様にはお礼申し上げます。
■ 田辺元没後六十周年記念シンポジウム[第22回 求真会]
[日時]2021年(令和3年)9月4日~5日
[場所]オンライン開催
※終了しました。ご参加いただきました皆様にはお礼申し上げます。
■ 2019年度(令和元年度)研究発表会[第21回 求真会]
[日時]2019年(令和元年)9月6日~7日
〈シンポジウム「田辺元の宗教哲学」〉
[提題] 廖欽彬(広州中山大学、国際日本文化研究センター外国人研究員)「田辺哲学と禅の近代化」
[提題]浦井聡(大谷大学助教)「田辺哲学における絶対無の変容」
提題を踏まえ、当日参加者と決定した議論テーマは「哲学研究の意味」でした。田辺にとって、あるいは、現代の私たちにとって、という二方向から議論をはじめましたが、議論の中で、「誰にとっても」という形で集約されていったことが印象的でした。(司会:川井博義・本会代表)
〈自由研究発表〉
[発表] 川島烗三「田辺哲学における<第三の道・人類の哲学の道>とは何か」
[発表]馬場智理「偶然の問題における「合目的性」の意義―田辺と九鬼の議論から」
(以上、敬称略)
(写真撮影・公開許可済。無断で他サイト等に転載、頒布することを禁じます)
この研究発表会のシンポジウムに関連する刊行物として以下のものがあります。
・廖欽彬『宗教哲学の救済論―後期田辺哲学の研究―』台湾大学出版中心、2018年
・浦井聡「田辺元の宗教哲学における実存共同をめぐって:「種の論理」から「愛の論理」へ」
『宗教学研究室紀要』第15号、2018年所収
■ 2018年度(平成30年度)・臨地調査研修[第20回 求真会]
[日時]2018年(平成30年)9月14日~15日
1,群馬大学総合情報メディアセンター(中央図書館)にて田辺文庫展示会を見学・資料調査
2,北軽井沢の群馬大学北軽井沢研修所(田辺記念館)にて田辺記念碑(墓碑)参拝・読書会
3,田辺記念館見学
臨地調査研修では、群馬大学田辺文庫に足を運び、田辺の蔵書の書き入れに関心を抱く参加者が多くおられました。後日、改めて調査して研究書・研究論文がいくつか発表されました(下掲)。
読書会は、『懺悔道としての哲学』第8章を事前に参加者が読んできた上で、内容理解を深めるとともに、そこから抽出されるテーマについて各自が見解を示して議論をするという、本会では初めての試みでした。田辺が誰の解釈の何を親鸞思想であると考えているのかといった議論から、哲学研究の上で哲学者が何を念頭にして自説を展開しているかということを考える重要性を改めて認識させられました。(司会:川井博義・本会代表)
(写真撮影・公開許可済。無断で他サイト等に転載、頒布することを禁じます)
この臨地調査研修の成果を踏まえた刊行物に、以下のものがあります。
・名和達宣「『三願転入』論の波紋―曽我量深から京都学派、現代へ―」『近現代『教行信証』研究プロジェクト研究紀要(第2号)』2019年3月所収
・水野友晴『「世界的自覚」と「東洋」―西田幾多郎と鈴木大拙』こぶし書房、2019年4月。
特にP.361以降「付録 大拙-田辺という思想対話ラインの可能性―田辺文庫を訪問して」参看
■ 群馬大学田辺文庫 ギャラリー展示
哲学者・田辺元が群馬に遺したもの ~群馬大学中央図書館貴重書コ
[日時]2018年(平成30年)8月28日~9月26日《入場・観覧無料、申込不要》
[主催・会場]群馬大学総合情報メディアセンター(荒牧キャンパス・中央図書館)
[協力]田辺元記念哲学会求真会
※展示会初日(8/28)14時より、川井博義・本会代表によるギャラリートーク開催
群馬大学総合情報メディアセンター図書館のブログにも掲載されています。
■ 2017年度(平成29年度)研究発表会[第19回 求真会]
[日時]2017年(平成29年)8月31日
[場所]筑波大学東京キャンパス118講義室
[提題] 原島正(東洋英和女学院大学名誉教授)「『死の哲学』再考―田辺哲学に学ぶ―」
[発表] 名和達宣(真宗大谷派教学研究所研究員)「田辺元と親鸞教学」
[発表] 川井博義(筑波大学非常勤講師)「撞着と膠着―田辺元の歴史的現実―」
[全体討議]田辺元と宗教・哲学 [司会:川井博義]
(以上、敬称略)
■ 2012年度(平成24年度)研究発表会[第18回 求真会]
[日時]2012年(平成24年)8月23日~24日
[場所]群馬大学北軽井沢研修所(田辺記念館)
[講演] 藤田正勝(京都大学)「田辺元の生涯と思想―田辺元先生没後五十年を記念して―」
[発表] 川井博義(筑波大学非常勤講師)「倫理の弁証法的確立―田辺哲学を手がかりに―」
(以上、敬称略)
■ 2011年度(平成23年度)研究発表会[第17回 求真会]
[日時]2011年(平成23年)9月10日
[場所]京都大学文学部新館第5講義室
[講演] 福谷茂(京都大学)「田邊とカント―『種の論理と世界図式』を中心に」
[発表] 高木哲也(富山県立上市高等学校)「現代の超克~東日本大震災で考えたこと~」
[発表] 日高明(相愛大学非常勤講師)
「西田の場所的論理はどのような意味で『述語の論理』であるのか ーフレーゲとの比較から」
[発表] 蓮沼直應(筑波大学大学院)「鈴木大拙における大智と大悲」
(以上、敬称略)
■ 2010年度(平成22年度)研究発表会[第16回 求真会]
[日時]2010年(平成22年)8月15日~16日
[場所]群馬大学北軽井沢研修所(田辺記念館)
[講演] 廖欽彬(中山大學哲學研究所助理教授)「田辺元の国家論」
[発表] 高木哲也(富山県立上市高等学校)「戦争責任観の諸相―渡辺清と吉田満を中心に―」
[発表] 沼澤元(筑波大学大学院)「田辺の批判に対する西田の応答」
(以上、敬称略)
■ 2009年度(平成21年度)研究発表会[第15回 求真会]
[日時]2009年(平成21年)8月20日~21日
[場所]群馬大学北軽井沢研修所(田辺記念館)
[講演] 井上克人(関西大学)「Deus Quatenus の哲学―石沢要先生のスピノザ論と田辺哲学の接点―」
[発表] 城阪真治(京都大学大学院) 「種の基体性と論理の規範性」
[発表]杉本耕一(日本学術振興会特別研究員)
「戦時期京都学派における宗教哲学と時局的発言―西谷啓治と田辺元とに触れつつ」
[発表]高木哲也(富山県立上市高等学校)「昭和天皇と戦争責任」
(以上、敬称略)
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