1945年7月から田辺元が暮らした田辺山荘の敷地、および書斎と母屋は、田辺の遺言により、群馬大学に寄贈されました。田辺山荘の敷地に、田辺元・ちよ夫妻の墓碑(記念碑)があります。
母屋は、1974年(昭和49年)に取り壊され、その跡地に群馬大学北軽井沢研修所が建てられました。その横にある書斎(写真)は、田辺記念館として、当時の姿のまま保存されています。現在に至るまで、それらは、群馬大学によって管理運営がなされています。
現場の管理は、現在、群馬大学からの委託により、茂木美代子氏が担当されておられます。博物館等のように、常設展や一般公開などはしておりません。群馬大学北軽井沢研修所の利用方法などは、群馬大学ウェブサイトにてご確認ください。
本会との関わりについては、「本会沿革」「田辺資料保存の取り組み」に詳しく掲載してあります。本サイトでは、「田辺記念館(群馬大学北軽井沢研修所)」、あるいは、「群馬大学北軽井沢研修所(田辺記念館)」という表記を用いますが、いずれも、田辺山荘のあった敷地内(群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢字南木山大楢2032-242)のことを指します。
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